鱒の釣り掘
冷涼な気候ときれいな水を活かした鱒の釣り堀が人気を呼んでいる。デンマーク産の鱒がこの地で養殖をされるようになって約8年。この鱒は水温18度以下、PH7、そして常に流れのある酸素濃度が高い環境でしか育たない非常に繊細な魚である。自然に恵まれたカンポスならではの養殖といえる。最近はサンパウロのスーパーなどでもちらほらと見かけられるようになってきた。
「調子に乗ってあんまり釣り過ぎないようにね」最初はなぜそんなことをいわれるのかよく分からなかったが、川の流れをうまく利用した釣堀に糸を垂れて2分後にその訳が分かった。赤い浮きがぐぐっと水の中に吸い込まれ30センチほどの鱒が白銀の魚体を苦しげにひらめかせる。おおおーと思わず力が入る。それから、もう入れ食い状態。誰でも必ず釣れる釣りなのだ。釣り師から見れば、そんなのは釣りではないと思われるかもしれないが、小さな子供にも釣れ家族みんなで楽しめる。この辺の釣堀はすべて、釣った魚のキロ数でお金を払うようになっているので、釣りすぎにはくれぐれも気をつけること。成魚1匹約350グラムなので3匹で約一キロ強と思えば良い。鱒は非常に弱い魚なで、一回釣り上げるともう水に返すことはできないので要注意。
|